私たち公務員ビジネス科1年生は、授業の一環『地域課題研究』で災害・復興学習プログラムとして東日本大震災の被災地、大槌町を訪問しました。
今回のテーマは『あなたならどう判断・行動するか』実際に大槌町内を歩き、震災の爪痕を間近で見てきました。
その後は、グループでのディスカッションに臨みました。大勢の職員が犠牲となった大槌町役場。自分自身が役場職員ならどう行動する。正解のないことをその場の状況によって最適解をみつけ判断していく。もちろん月日が流れないとその行動が正しかったかどうかは分かりません。ただ、市民の命と自らの命を天秤にかけながら悩んで決断をした方がそこには確かに存在していたことを学生たちは身をもって考える機会となりました。
2回目の研修を終え、『住民』『行政』双方の側から見える景色があることに気づかされた学生たち。自らが進む進路に迷いが生じた学生、覚悟が生まれた学生。多感な時期に将来やりたいことが変わることに往々にしてあること。MCOOLでは学生が将来やりたいことを自己決定できるように寄り添っていきます。次回は野田村へ向かいます。