8月29日に公務員ビジネス科・法律経済学科1年生が岩手県釜石市に研修旅行に行ってきました。
来る9月1日防災の日の前に「災害について考える」追体験とワークショップに参加してきました。
当日の様子を写真と共に振り返ります!
始めに伺ったのは、鵜住居地区にある復興のシンボル的な存在「宝来館」
元釜石市役所危機管理室の佐々木様のお話を伺いました。「地方公務員は地域住民の命と財産を守ること」というお言葉が印象に残りました。また、震災復興の厳しい現実と地域再生のミッションに立ち向かう姿勢に学生たちも心を動かされたようでした。
その後は眼下に広がる根浜海岸と美味しい食事を堪能し学生も教員も大満足でした。
バスに乗り込み宿を出発する時には、女将さんや従業員の方が大漁旗を振ってお別れしてくれました。
次に向かったのは、津波伝承施設「いのちをつなぐ未来館」、東日本大震災による津波の犠牲者を追悼する「祈りのパーク」が立ち並ぶエリア。語り部の川崎杏樹さんが震災当時の体験をお話いただきました。
そして、鵜住居復興スタジアムの裏手から避難路の追体験も行いました。
当時、多くの小中学生が高台を目指して避難した「釜石の奇跡」
実際に歩いてみることでその時の状況をよりイメージできたのではないでしょうか。
場所を移動し、防災ワークショップを実施。
東日本大震災以降、各家庭で備えることが多くなった防災グッズ。
防災バックに入れるもの5つをグループ毎に考え発表しました。
避難する際に何を持っていくか。自分自身のことだけではなく、家族で話すきっかけにもなったようです。
学校の授業だけでは感じられない生の体験は、公務員を目指す学生たちにとって大変意義のある研修となりました。ご協力いただいた全ての方に感謝します。ありがとうございました。
次回、研修旅行第2弾もお楽しみに!